ダイエットいつも挫折なら…ストレッチがおすすめ
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ダイエットニュース
柔らかくしなやかな体をつくるには、ストレッチが一番。でも、体の硬さ、柔らかさはどこから来るのか? 年齢も関係するのか? そんな疑問は、筋肉の性質を知ることで解決できる。筋肉量が増えれば基礎代謝も上がり、カロリーを消費しやすい「やせ体質」になる。ストレッチでも筋肉量を増やすことが可能だ。その仕組みを見てみよう。
そもそも筋肉とは繊維状の筋細胞、「筋繊維」が束になった組織。さらにこの筋繊維はコラーゲン、グリカンなどの生体成分からなる「細胞外マトリックス」と呼ばれる結合・融合組織に包まれている。体を動かすと筋細胞で発生した力がマトリックスに伝わり、さらに腱(けん)に力が伝達され、関節を介して運動ができる仕組みだ。「筋肉が柔らかい、硬いというのは筋細胞自体の硬さが変化するのではなく、細胞外マトリックスの成分が変化するということです」と実践女子大学大学院の山田茂教授は説明する。
ダイエットいつも挫折なら…ストレッチがおすすめ
記事斜め読み
- ストレッチによって筋肉量を増やす理論が書かれている。
- 実践女子大学大学院の山田茂教授によると「筋肉が柔らかい、硬いというのは筋細胞自体の硬さが変化するのではなく、細胞外マトリックスの成分が変化するということ」らしい。
- 強くて柔らかい筋肉をつくるには、筋細胞の周りにある細胞外マトリックスの組成を変えなければならない。それには運動による刺激を与えて組織を壊し、つくり替える「クラッシュアンドビルド」が必要になる。
- 壊して再生する、を繰り返すことで細胞外マトリックスは柔らかさを保ち、筋肉も太く、よく伸びるようになる。
- 筋肉量が増えれば基礎代謝も上がり、カロリーを消費しやすい「やせ体質」になる。
- だが、筋肉は常に動かしていないとすぐに硬く小さくなるため、継続が大事。
ストレッチとは?
スポーツや医療の分野においてストレッチ(英: stretching)とは、 体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすことをいう。筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、いろいろなメリットをもたらす。
[Wikipedia]ストレッチ
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